僕らのラジオ

先日(12/12)テレビでちょっとした奇跡がおこりました。

伊集院光
「もうね、質問は一個だけなんですよ。
 なんで俺っていう」
桜井和寿
「もう大好きなんですよ。
 まず、ラジオ番組が、しかも 深夜のが」

第一回目からずっと見てきた「僕らの音楽」に
それ以上、それこそ十年ぐらい聴き続けている
TBSラジオ「深夜の馬鹿力」の伊集院光さんが
出ていました。


桜井和寿
「最初は面白いなって感じてただけだったんです。
 そのうち、音声だけで聴き手にどのくらい色んなものをイメージ
 させたり、景色を思い浮かべさせるかという所に対してのもう、
 すごいと思って。それから、面白いだけじゃなくて尊敬に変わって、
 毎週聴いてます」

会いたいと願ったのはMr.Children/桜井和寿さん。
「深夜の馬鹿力」をポータブルプレイヤーで
聴いているそうです。あの僕らだけの2時間を
桜井さんも聴いていた。ただそれだけで、
同志のような仲間意識が芽生えるから不思議です。

僕らの音楽」#235
#対談:桜井和寿(Mr.Children)×伊集院光

桜井和寿
「ライブの時の共有感っていうのはたぶん、ひとつの歌があったら
 色んな人が自分を投影しながら聴いてたりすると思うんですよ。
 そんな個人的な歌が、会場に来て三万人の歌になるっていう、
 それがもう何よりも嬉しいんですね」

伊集院さんがとっても嬉しそうな表情をしながら
聴いているんですよ。

伊集院光
「すっごい俺、今ちょっとぞっとするくらい、来てるんだけど。
 あと面白いのが今、“俺”って言ってるんだよ。
 あんまりテレビで俺って言わない」

それ以上に嬉しそうな桜井さん。もう私はこの光景がたまらなく
愛おしいです。


伊集院光
「すごい。俺の“松の木におぢやをぶつたようなブス”と
 同じ話をしてるんだぞ今」

完全にラジオリスナーに向けて語りかけた言葉でしたね。


伊集院光
「歌を作ろうと思ったことがあまりないし、楽器もできないから、
 何も共有できない可能性すら考えながら今日来たけど、
 なんかすごい 楽しくてしょうがない」
桜井和寿
「だってもう本当に伊集院さんのラジオから教えてもらってること、
 いっぱいありますよ」

ホント幸せな時間です。
ラジオという言葉だけの世界なのに、テレビ以上のビジュアルを
見せてくれることがあるんです。

耳という小さな入口で、これだけ大きな世界が広がる。
入口が小さければ小さいほど、その人の個性に掛かっている。
まさにパーソナリティですよね。昔の人はうまいこと言います。


桜井和寿
「僕は、わりとノー天気な方なんだと思いますね」
伊集院光
「ノー天気な人は、僕の夜のラジオは好きにならないですよ。
 ノー天気な人はもっとすごく健全なところを楽しめるはずですね」

いやいやアンタはそうじゃないでしょ。っていうやんわりとした
つっこみですよね。二人の関係が一歩踏み込んでるからこそ出てきた
言葉だと思います。


桜井和寿
「死にたいと思うこともある?」
伊集院光
「おぅおぅ、楽勝。ただ、死にたいって難しいもので、
 死にたいと思いすぎると、慣れんだよね死にたいことに」

あぁこれですよ。ラジオの伊集院さん。
文字にするとガッツリくる言葉を冗談話みたいに
さらっと言う。そんな言葉にリスナーはきちんと
反応しています。月に一回あるかないかですけどね。

そして、リスナーおなじみのNHK生放送遅刻話。

伊集院光
「逆のホームに電車が来たら俺もうタレントも辞めて逃げちゃおう
 と思って。したら、すーごいね太った女の子が二人でパラパラの
 練習をホームでしてたのね。俺、がんばろうと思った」

桜井さんはもうラジオリスナーの顔して笑ってました。

伊集院光
「なんかその時に、俺はがんばっていいみたいな。
 そういう変なもんに助けられたりすんな」


闇の部分を持っている人。
それを客観的に面白がることができる人。
その絶妙なラインをハガキで投稿したり聴いて楽しんだりして
一緒に遊べる人がずっと聴き続けているような気がします。


桜井さんが僕らにくれた今年最高のGIFTでした。
僕らの方こそありがとう。


(2008年12月13日) ozy-
#93


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