NHKホール×岡林信康というメッセージ

岡林信康
♪今日の〜 仕事はつらかった

あれ、NHKなのに字幕が出ない。
と思っていたら途中で演奏を止めました。

岡林信康
「これだけの人数が集まってるんですからね。
 もう少しドット来ていただかないと」

やっぱり、以前 日比谷野音ライブでやっていたネタを
ここNHKホールでもかましてくれました。


岡林信康
「どうも、私が神様です」

第一声から、岡林さんにしか言えない“岡林ギャグ”が
飛び出してましたし、これは何かやってくれるんじゃないかと
期待していましたが、さすがです。

一曲目「山谷ブルース」の頭であれだけあおったおかげで
曲の間中、NHKホールは拍手の渦だったんですね。
歌い終わった岡林さんの一言。

「どうも。歌いにくい手拍子をありがとうございました」

冴えわたってます。

BS永遠の音楽 大集合!青春のフォークソング

岡林信康さんの歌を意識して聴くようになったきっかけは、
3年くらい前に読んだ森達也さんの『放送禁止歌』でした。



ちょうど清里に行っていた時に読んでいました。
読み終えた時に見上げた星空は今でも鮮明に憶えています。
#日記/星に願いをしほうだい('06.11.25)

ひと言で言うと“視点”を教わったんだと思います。
それまでテレビやラジオの世界は20代の私にとって全てでした。
それがこの本を読んで、メディアというのはカメラやマイクを通して
映し出されたひとつの世界でしかないんだなということを初めて考え
させてくれました。

王様のブランチ」で言えば、それまでの私は寺脇さんや優香さん、
えみちゃんやブランチレポーターが楽しそうにしている世界しか見えて
いませんでしたし、それ以外の世界を考えたこともありませんでした。
『放送禁止歌』アフターの私は、その世界はスタジオというセットの中
であり、そのまわりにはカメラをまわしてる人や音声を集めている人、
ライトを当てている人、ディレクターさん、プロデューサーさん、
さらにはスポンサーさんが画面にうつっていないところにいることを
知ってしまったような感覚です。

どちらが純粋に楽しんでいたかと言えば、『放送禁止歌』ビフォアーの
私だったかもしれません。ただ、外の世界を知ることによって、今まで
何気なく見たり聞き流していたようなことでも、そのワンフレーズに
ふと反応できるというか、その言葉の裏の意味だったり、隠された背景
だったりをちょっとだけでも想像することができるようになる。

彼女から投げかけれた「大っキライ」の言葉の裏に秘めた「大好き」の
気持ちを察して抱きしめる。でも、言葉通りの意味でひっぱたかれる。
そんな心と身体の傷も背負ったけども、せっかく生まれてきたこの時代、
この土地、この家族なんだ。
ふんばって一緒に生きていきましょと、ただただ思うばかりです。


(2009年3月9日) ozy-
#99



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